ロンドン旅行: London to Land’s End

1月 10, 2010 : tkpilgrim

当地のニュースで、今週末は大雪だと何度も警告があったが、片道約六時間をかけてイギリスの西端の地Land’s Endに行ってきた。Camberwell GreenのPasha Hotel前の停留所からバスに乗り、Elephant & Castleの地下鉄に乗換え、今回の旅の起点となるPeddingtonの駅まで行った。この駅はGreat Westernという旧国鉄系鉄道会社の主要駅で、ここからイングランド南西部方面行とヒースロー空港行が出ている。この駅は殆ど商店街のような様相で、お店は多いが、切符売場が分からずに苦労をした。やっとで見つけた売場で目的地のPenzanceへの片道切符を買った。自動券売機は多いが、ICチップ対応のクレジットカードしか対応していないので、その種のカードを所有していない私は対人のチケット売場に行かなければならなかった(ICチップ対応を日本に戻ってから入手しなければ)。出発は午前10:06で既述のように長旅なので、車内で昼食を食べるために駅内の食料品スーパーに入った。この店が結構当りだった。M&A Foodといい、衣料ショップのMarks & Spencerが多角化した食品スーパーなのだが、置かれている食品の質が非常に高かった。新鮮でおいしそうに盛られたツナサラダ(後日競合スーパーのTesco Expressのサラダをチェックしたが、全く買う気になれない物だった)、PBではあるが、ボルドーの赤のミニボトル、パンを買って車内で食べた。まるでフランスにいるような納得のいく昼食だった。途中で二度乗換えがあった。最初はイギリス海軍の母港Polymouth。ここでLiskeard行の路線代行バスに乗り換えた。バスに一時間程度揺られた後、Liskeardで最終目的地であるPenzance行に乗換えた。イギリスの車両で気づいたユニークな点。二等車でも二席に一つ電源コンセントがあった。古い車両でのケースであるが、降車する際、ドアを開けるのが大仕事だった。ドアのガラスを下に下げ、手を外に出し、ドアの外にあるハンドルを回して開けるのだ。何げなくドアにかかれた説明書きを事前に読んでおいてよかった。さもなければ降車できないところだった。
終点のPenzance駅には午後五時前に到着した。既に薄暗かった。駅は港から百メートルと近く、すぐに港に出れた。その後、雪は融けていたものの所々凍結した海岸沿いの道を十分程度歩いて、予約を入れておいたWarwick HouseというBed & Breakfastに着いた。呼鈴を鳴らすと、感じの良い三十代半ばぐらいの男性が出て来た。クリスという宿主で、システムを手際良く説明してくれ、すぐに部屋に案内してくれた。広くはなかったが、凄く清潔だったので、感銘を受けた。毎日こんなに綺麗な部屋で暮らしたら心身共に健康になるだろなと思った。夜は底冷えの寒さの中、近くのパブに夕食を食べに行った。暖炉があったので、その横に陣取り、地ビール、ギネス、ステラアルトワをそれぞれ半パイントずつ飲んだ。港町なので、メインにはムール貝のクリーム煮を注文し、腹の多少にするためにブルシェッタも頼んだ。これが両方とも美味しく、当てずっぽうで入った割には、このパブは当りだったようだ。宿の部屋に戻ってからは寒くて大変だった。ヒーターはあるのだが、小さ過ぎて部屋が温まらなかったのだ。宿主のクリスによると、今冬のCornwall地方は平年より5-6度気温が低いらしい。そのため、寒さへの備えが十分でないのかもしれない。
翌朝は、これまた清潔なダイニングルームで、港がみえる窓際の席で、クリスの奥さんが調理したEnglish Breakfastを食べた。意外なことに、ビーンの煮付が出てこなかった。 ベーコン、ソーセージともに脂っこくなかったので、非常に食べやすかった。それにしても、最果ての港町の日曜の朝は、平穏でよい。だんだんと日が明けてくる港を眺めているだけで幸福な気持になった。朝食の後、そそくさと荷物をパックして宿をあとにした。駅前のバス停に着いた時には雪が降りだした。大降りになるとバスの運休の可能性があるので、心配になった。Land’s End行の路線バスは定刻よりも十分ほど遅れてやってきた。乗客はイギリス人の青年と私の二人。その青年は、途中の何もない雪原で降車したので、そこからは私の貸切状態になった。駅前停留所から約四十五分ぐらいでLand’s Endに着いた。時刻表によると、十分後にPenzanceに向けて折り返し出発する。二時間後の次のバスまで、こんな僻地で寒い中、どうやって時間を過ごそうかと思案していたら、運転手が三十分後まで発車しないと言うので、これは幸運と思い荷物を車内に残したまま外に出た。さすがに岬まで行く時間は無かったが、周辺を少し散策する事が出来た。このまま同じバスに乗り(乗客は私一人)、予定より二時間以上早く、Penzanceに戻れた。急ぎ足ではあったが、フィニステラ、ロカ岬、Land’s Endの欧州西端の岬、三冠王を達成した。万歳!

ロンドン旅行: Wardour Street

1月 8, 2010 : tkpilgrim

ロンドンに来て、当初の想定と違っていたこと。それは食べ物が美味しいことだ。これだけ世界中から様々な移民が来ているので、各国料理がそれなりの質で楽しめる。但し値段は高い。パンまで、きっちりと有料だ。ホテルから三ブロック離れたところに、Wardour Streetがあり、これがWest Endまでつながっているのであるが、ここはまさにグルメストリートだ(Sohoと呼ばれる場所のようだ)。各国料理をイノベーティブに出しているレストランを見かけた。たとえば、インド料理のタパスバー、日本料理の肴を回転寿司と同じレールに乗せてだすバーなど。昨日は昼、夕ともに、このとおりで食べた。昼はサンドイッチバーのBrunoに入った。ここは日本で例えると永年経営している定食屋のようなところ。トレイの中に作り立てのサンドイッチと、サンドイッチのネタが入っており、定番メニューを頼んだり、自分なりにアレンジしてもいい。また、パスタ等の温かい料理も頼める。南欧のBarで必ず設置されているエスプレッソマシーンがこの店にはあるので、コーヒーやカップチーノはイギリスの標準を超えて、美味しい。ここでHam&Cheezeのサンドイッチをたべたが、チーズが良く、野菜が新鮮だったせいだろうか? 実に美味しかった。
夜はCoteというフレンチビストロに入った。ここは、メインコース一つだけでも十分に楽しめる料理が揃っているお店だ。ムール貝の白ワイン煮にするか、ニース風マグロのステーキにするか悩んだが、後者を注文した。ミディアムレアに焼かれた鮪がパブリカ等の野菜とマッチしていたので、非常に美味しかった。フランスの定番ビール1664、メルローのグラスワイングラス、オリーブのつまみもたのんだので、£26を超えたが、フランス料理なので仕方がない。
一方、イギリス料理であるが、English Breakfastは、たまにだったら、なんとか食べられる事が分かった。但し、あの豆料理を毎日だと耐えられないと思うが。

ロンドン旅行:Camberwell Green

1月 6, 2010 : tkpilgrim

安宿を求めて、偶然三泊したCamberwell Greenと言われるロンドンの下町、非常に気にいった。道路を歩いている限りは、ジャマイカかナイジェリアかというぐらい黒人を多く見かける。一方、小売店のオーナーはインド、パキスタン系のような容貌の人が多い。私が一泊£45でお世話になった宿Pasha Hotelは経営者、スタッフ全員が中央アジアのキルギスタンからの移民である。壁には絨毯が掛かり、室内のバスルームには茣蓙のような物が敷かれている。ベッドの上には真赤なクッションが置かれ、これがキルギスタンの趣味なのかと勝手に解釈している。周囲には、あらゆる民族料理屋がある。トルコ、レバノン、西インド諸島、中華、ベトナム、マレーシア、イタリアン、そしてBritish Breakfastを出すところと。この街一ヶ所にいながら、まるで世界一周している気分である。交通の便であるが、二十四時間走るナイトバスを含む十数の路線が、ロンドンの交通の要衝であるKing’s Cross, Oxford Circus等に運んでくれる。最寄の地下鉄駅のElephant & Castleにはバスとなる。歩くと、約25分ぐらいだ。近くにコインランドリー、大手ディスカウントスーパー、マクドナルドがあり、必要なものは、全て揃っている。

ロンドン旅行:Courthouse Doubletree

1月 6, 2010 : tkpilgrim

毎日のように安宿で過ごす今回の旅であるが、水、木の二泊はHhonorsというヒルトンホテルグループのポイントプログラムを利用して、ちゃんとしたホテルに泊まる。ちょうど日本の表参道の交差点のような場所がロンドンにある。Oxford Cirrcusと呼ばれ、世界の有名ブランドのお店やお洒落なカフェや劇場などが集約している。このOxford Circusから徒歩三分ぐらいのところどころに、所有しているHhonorsのポイントを最大限使って二泊できるホテルがあったので、本日から移った。Courthouse Doubletree by Hiltonという名前で、これ迄のホテルの変遷が分かる。本音を言うと、一般的にヒルトン系列のホテルは施設の老朽化し、サービスの質も低いので、あまり好きではない。しかし、ポイントの還元率が高く、選択出来るホテルの数が多いので、これ迄問題点に目を瞑って利用してきた。お陰で、これまでに二十泊程度、ポイント還元で無料宿泊をした。今回70,000 pointsほどポイントがあったので、ポイントで二泊可能で、かつ観光に便利なこのホテルに予約を入れた。写真を見ると古そうだし、場所の割には宿泊に必要なポイントも多くなかったので、殆ど期待せずに投宿した。いやー、先入観は見事にポジティブに打ち破られた。おそらく元々はその名の如く裁判所だったのだろう。白地がややグレーがかった建物の外観は、おそらく何百年の風雨による変色で、葉で覆われた甲子園球場と同様に、伝統の薫り高い雰囲気を醸し出している。入口な通常の家屋のように狭い、しかし、中に入ると、天井は低いが、かなり広いホイヤーになっており、左隅に普通のホテルだったらベルデスク程度の小さなレセプションがある。受付を済ますと、チョコクッキーをくれた。ヒルトン系列らしくないサービスだ。ホテルは表が三階建で客室の方は六階ぐらいありそうだ。中は木目を活かしたモダンで優しい雰囲気だ。仏像があり、オリエンタルを意識しているようだ。私の部屋は二階のキングサイズのシングルルーム。これ迄、四畳半にも満たない安宿に泊まってきたことによるギャップのせいかもしれないが、実に広い。室内はドアから家具まで、木目調の焦茶色で統一されており、机が広く、ビジネスで来ても使い勝手がよさそうである。小さいけれど、クローゼットが二箇所にあり、雨などで湿りがちな外套やマフラーと、その他の衣料を分けて収納できる。浴室は広くバスタフは非常に深いので、湯を十分に張れる。一点を除いて大満足だ。その唯一の不満とはネットである。24時間利用で、£14.99も取られる。安宿が無料で提供しているネット接続をミドルレンジ以上のホテルが皆有料で提供するのはおかしい。理由は二つ。ブロードバンドの調達コストは同じ。またホテルが加える付加価値はない。従って宿泊客あたり、毎日£14.99チャージするのは、暴利以外の何者でもない。
ホテル周辺の環境であるが、通りを渡ると、Carnaby Streetの入口である。ここにはブティック、オシャレなカフェ、パブが密集しており、若者や観光客で賑わっている。交通量の多いRegent Streetからは、一つ外れているので、外の騒音はあまり強くない。普通に泊まれば、£200はかかると思うか、絶好のロケーションと質の高さを考えると、非常に良いホテルと言える。

ロンドン旅行: サッカー観戦@Stamford Bridge

1月 4, 2010 : tkpilgrim

昨日は日曜日、craigslist(個人間三文広告サイト)でFA Cup三回戦のチケットの売買に合意したイギリス人に会うために、昨日に移動した宿の最寄駅Elephant & Castleから地下鉄でWimbledon駅まで行かなければならなかった。ロンドンの地下鉄マップは非常に煩雑で、私自身がいるElephant & Castleの場所がなかなか見つからず、目的地のWimbledonにいたっては、どこか分からなかった。駅員に訊くと、Bakerloo線に乗り、どこかの駅で乗り換えろと言われた。この「どこかの駅」が聞き取れないまま、迷路のような駅構内を歩いて、Bakerloo線にとりあえず乗った。地下鉄内のマップを見て、漸くWimbledonがDirect線の終点であり、乗換駅がEmbankmentだと分かった。待ち合わせ場所のWimbledon駅前のCurrysという電器店の前についた時は約束の午後一時を十分程超過していた。店の前には誰も待っておらず、ガックリとしたが、午後三時からのサッカー観戦の代替になる予定もなかったので、取り敢えず待つことにした。殆ど諦めかけた二十分後ぐらいに、ルーニー似の小柄の二十歳前後ぐらいの若者がやってきて、「チケット買いたいのは、あなたか?」と声をかけてきた。そうだと答えたら、彼の友達が待っていると言う。彼の案内ですぐ近くのファーストフード店で食事中の、持主本人と対面した。かれも二十歳ぐらいの若者だった。チケットを見ると、直ぐに本物だと分かったので、合意していた£50を払った。ルーニー似の若者の方が、バリバリのロンドン英語で、「最前列なので、楽しめよ」と言った。チケットの額面は、たった£24.5なので、その時は、何を言うかと思い、彼の言ったことを信じなかったwImbledonはそこそこ賑やかだったので、昼食を取るためにPubデビューをした。日曜の午後二時前だったが、サッカーのTV観戦をする客で店内は混み合っていた。FA CupのManchester United vs Leeds Unitedを見る多くの客と、スコットランドリーグのOld Farmと呼ばれるCeltics vs Rangersの少数の客がいた。私はStella Artoisとチーズバーガーを頬張りながら、私は後者の試合を見た。
Chelseaの本拠地Stamford Bridgeは、Wombledonから地下鉄Direct Lineで五駅ほど北上したFulham Broadwayから歩いてすぐのところにあった。古びた高層アパートが何棟ある住宅地の中だ。午後三時の試合開始直前だったので、スタジアム前は長蛇の列が何ヶ所にも出来ていた。並んでいる人達の服装からだけ判断をすると、Chelseaファンのコアは労働者階級かなと思った。
さて、スタジアムに入って係員からゲートを訊いで階段を上ってみると、ゴール裏だった。私のチケットにAと書かれた列は、なんと最前列だった。そして私の席番号は、ゴールネット左端から2メートルほどの所だった。キーパーのHilarioがすぐ目の前にいる( Give us wineと一部のファンにいたぶられていた)。最高の席だ。ルーニー似の若者を疑って悪いことをした。日本にいる正真正銘のChelseaファンだったら、泣いて喜ぶだろうと思った。前半はChelseaが殆どの時間をWatfordのサイドで一方的に攻め立てる展開で、折角の最高の席にいても、よく見えない状態だった。ときたまキャプテンでディフェンダーのTerryが戻ってくる程度だった。前半を終えてChelseaが3-0でリード。後半はWatfordのサイドが私がいる席の方に変わった。後半はじめはWatfordが頑張って攻めたので、またしても試合がよく見えない状態だった。しかし、Watfordはすぐに息切れ、またしてもChelseaがWatford(私がいるサイド)を一方的に攻め立てる展開になった。圧巻はLampardの強烈なミドルシュート。反応出来ないキーパーの頭上を越えて、ゴールネット上方に突き刺さった。結局、もう一つゴールが決まりChelseaが5-0で圧勝した。以前からゴール裏の席は飛び跳ねたり、唄たりするファンが固まっているので、怖いと思っていたが、実際に中で初めてサッカー観戦したが、全然怖くなく、むしろ非常に楽しかった。選手ではAshley Coleが良かった。TVで見るのと、容姿、走り方が全く同じだった。プレミアのリーグの強豪同士の試合では無かったが、とにかく席が最高だったので、£50は十分に元が取れたと思う。

ロンドン旅行: The British Museum, The British Library

1月 2, 2010 : tkpilgrim

本日は宿から徒歩圏の観光地二ヶ所を訪問した。最初はThe British Museum(大英博物館)。徒歩圏と言っても宿から早歩きで二十分以上かかった。最寄り駅のKing’s Cross周辺はややごみごみとしているが、少し離れると、道は広く碁盤の目状なので、迷うことはなかった。道沿いは4,5階建ぐらいの古い集合住宅群が整然とあり、ロンドンは美しいなと思った。数ブロックにまたがるThe University of Londonを越えて暫くすると、The British Museumがあった。正月二日なので、物凄い数の観光客だった。特に、ロゼッタストーンの前が人集りで、近くで字を確認出来なかった(同じ内容が三種類の異なる言葉で書かれているようだが)。Audio Guideを借りにいったり、ここはマルチメディア端末だった。これは非常にすぐれもので、私はその機能の一つ、Guided tourを使って、古代エジプトを観て回った。この端末のお陰で、館内の道案内が画面上のフロアマップでなされ、更につぎの展示物の写真が表示されるので、展示室内にいったん入れば、目標は絶対に見失わない。展示物の前では、端末上の写真の何ヶ所かが黄色の丸印でハイライトされ、そこを押すと、その特定箇所の説明が聴けるようになっていた。いやー、よく分かりました。古代エジプトで猫が神聖化されていたことや、ミイラの作り方等が。凄い展示だったが、エジプトの人達の立場を考えると複雑な思いがした。これだけの質と量の重要な文化財を大英帝国に持っていかれたのだ。これは頭にくると思う。
この後、いったんKing’s Cross駅周辺に戻り、朝方から目をつけておいたDeliにランチしに行った。そこは本格的British Breakfastを出しているので、イギリス料理屋の筈だったが、なんとニース風サラダがあったので、注文して食べたら美味しかった。これにパン、ダイエットコーク、食後のエクスプレッソで合計£6.3だった。精算は店玄関の持ち帰り(イギリス英語では、take awayという)のところで行なう仕組だったので、テーブルで食べたのに、チップは不要だった。イギリス料理は不味いが、ロンドンだけは別格かもしれないと思った。
午後は宿から徒歩二分、King’s Cross駅のま隣のSt Pancras駅とEaston Road沿いで隣接するThe British Libraryに行った。ここは事前に具体的に閲覧したい書籍を指定して申請し、現住所が記載されたIDを持って行かないと、いわゆる書架には入場出来ない。頭の中に、この図書館に実際に所蔵されている資料が何も思い浮かばなかったので、閲覧に必要なReader’s Cardの申請は諦め、図書館内の展示室に入った。ここが最高に面白いところで、レオナルドダブィンチの創作ノート、モーツァルトの作曲日記、ヘンデル自筆のメサイヤの楽譜等が展示されていた。ダブィンチのノートはイメージが電子化されていたので、電子リーダーでページをめくって、各ページを見ることができた。彼って、中学校の物理で出てくる滑車の問題を解いていた。いやー、画家だけでなく、科学者だったのだ。ノートを見ている限り、彼の人生は退屈の対極にあったのだと思う。思索ノートを持ち歩くのは、創造力を高めるのに良いかもしれない。毛色の違うところでは、The Beatlesのメンバーの手描きの詞が展示されていた。ただの紙切れに汚い字で書かれていた。名曲”Yesterday”の誕生秘話が面白かった。Paul McCartneyは、ある朝起きると突然このメロディが浮かんできたらしい(流石に天才だ)。しかし、曲名がなかなか決まらず、暫く仮曲名として、”Scrambled eggs”と呼ばれていたというのだ。これは笑える。私の大好きな”Ticket to ride”の詞も展示されているが、改めて読んでみると、実にくだらない詞である。「俺をこんなに不機嫌した、彼女は逃げる。彼女は切符を持っている。彼女は気にとめてない」。なんじゃこれ。これを見ていた時に隣にたまたまいたイギリス人のおばさんに、”She don’t care”という文法的間違いは意図的だったのかと質問したら、イギリス人は、口語では、”She don’t care”と言うことは、あるとのこと。
夕食は、私が欧州旅行時の定番、ドナーケバブを宿の近くで食べた。まだ、パブには行ってないし、お酒も飲んでいない。

番外編: Twitter

1月 2, 2010 : tkpilgrim

Twitterのフォロワーが六人になった。最初、本名がそのままでていたので、昔の部下の1人が私を見つけてフォローしてくれた。彼が唯一の実際の知り合い。六人のうち、何人かを御返しにフォローしている。山形県酒田市のブティックの店員さんや、皇居を毎日ジョギングしている人の生活ぶりが刻々と分かって非常に面白い。ホリエモンをフォローているが、やはり知性の高い人だ。それに、物凄い情報通。先刻、鳩山由起夫をフォローにした。楽しみだ。

ロンドン旅行: California Hotel

1月 1, 2010 : tkpilgrim

実に17 年ぶり二度目のイギリス。ずいぶん変わったんだろうな。到着早々に空港内ATMで300ポンドをおろした。現在少しでも収入を得ようと思い、ポンド円のFXをしているのだが(まだ、勝利の方程式仮説が実績で証明できておらず、精神的には日々苦しい。でも結果を焦らないことを自身に言い聞かせている。半年ぐらいの期間を見てから、続けるか否か判断したい)、実際のポンド札を全く見ず触らず、実際にイギリスにおけるポンドの物価を知らずに、取引をすることに矛盾を感じていた。そう、今回の旅の主要な目的は、イギリス経済を実際に肌で感じることだ。空港の売店で90pでThe Timesを購入したら、紙面がタブロイド型になっていて少し驚いた。ちょうど本日が創刊225年目で、その特集記事内の年表で2004年に現在のデザインに変更した事が分かった。それでも相変わらずページ数は凄くある。BBCの社員100人ぐらいが首相より給料が高くて、けしからんと云う記事があったが、イギリス首相の給料198,000ポンド。これは安過ぎるよ。
イギリス英語はアメリカ英語とかなりアクセントが違うが、単語の違いも気づいてきた。ぶったまげたのが、空港の荷物受取場所。なんと、Baggage Reclaimだった。一瞬視力が落ちたのかと思ったけど、たしかにClaimの前にReが付いている。地下鉄のアナウンスで列車とホームの隙間に注意して下さいは、Please mind the gap … アメリカだと、Watch outだった筈。Mindがこんな風に使えるんだ。これから日々、両英語の違いを発見するのは楽しそう。
さて本日の安宿は地下鉄Picadilly LineのKing’s Cross駅の側なので、ヒースロー空港駅から4ポンドで乗車券を買い、乗換無しの一本で60分程度で、King’s Crossの駅に着いた。宿泊先のCalifornia Hotelは駅から徒歩一分程度で、すぐに見つかった。しかし、実際に部屋に入ってガッカリ。二畳半程度の刑務所のセルのようだ。これに、更に小さなトイレ兼シャワーが。凄い薄いヒーターはあるが、室内は寒い。ベッドは南京虫がたくさん生息している気配。これで一泊朝食付で50ポンド。信じられないくらい高い。二泊も滞在しなければならない。我慢だ。安価、En suite(イギリス英語で、トイレ、シャワー付の意味)、wifiに拘って宿を探した。今日のようなひどいケースもあると思い、一ヶ所では二三泊しかしない。価格は35-50ポンド。今日が一番高い。間違いなく部屋は最悪だろう。ここで二泊はつらい。せめて、南京虫には襲われたくない。ちなみに夕食は宿近くのBurger Kingで済ませた。世界有数の食事の不味い国なので、レストランに行く必要はないと思っている。

宿泊先
California Hotel, 4-8 Belgrove St, London

ロンドン旅行: 成田空港

1月 1, 2010 : tkpilgrim

最安値の航空券でロンドンに行くために、1/1発、1/12戻という、普通の人が絶対に嫌がる旅程を組んだ。復路は全く変更がきかない。諸税込で約88,000円。ポイントは約24,000マイル貰えること。うまくスケジュールすれば、国内特典航空券二往復分だ。まぁ、JALが倒産し、マイル債権が保護されなかたら、全て絵に書いた餠になる。あの前原が国交相なので、あり得無い話でもない。倒産はNWAで経験済みだ。その時は46万程貯まっていたマイルは全て無事だった。嬉しい事が一つ、JALがビジネスに無料アップグレードしてくれた。ラッキー。最近、Twitterを始めたので、ブログがTwitter化しているな。

ちなみに、現在JALの最高位のダイヤモンドだが、三月いっぱいで陥落する。いまのうちに、JALを使わなければ。

出費のまとめ

12月 19, 2009 : tkpilgrim

巡礼中、クレジットカードでの出費は全て米国発行のものを使った。ドル安が進んだので、これは誤った選択だったかもしれないが、会社を辞めて米国出張にもう行かないので、アメリカのクレジットカードを使用する機会がなくなった。そのため、海外旅行中は積極的に使うことにした。だからドル安下でも使うことを良しとしょう。本日米国のクレジットカード会社の10-11月分のレポートが入手できたので、漸く巡礼中の出費の全貌が明らかになった。現地(ユーロ)で出費した総額は6,827.63ユーロ。うち、現金分が3,795ユーロ、クレジットカード分が3,032.63ユーロであった。現地では基本的に田舎ばかりを巡ることになったので、レストランや小売店でクレジットカードで支払い出来ることが稀であった。そのため、現金出費の方が大きくなったのだと思う。現地で日本から持参したATMカードで問題なく現金が下ろせて良かった(アメリカの銀行、日本のシティバンク、新生銀行、これら三行のATMカードは全て使えた)。現金分については出費の詳細な記録はなく、わずかに記憶に残っているだけであるが、クレジットカード出費分については全ての出費について記録が残っている。クレジットカード総出費3,032.63ユーロのうち、

宿泊費            1,415.39 ユーロ

交通費              631.64   ユーロ

衣料               262.8    ユーロ

食費               225.33   ユーロ

教養娯楽費           185.3 ユーロ

衛生治療費           184.68 ユーロ

通信費               95.69 ユーロ  

が内訳である。国別に見ると、フランスで2,061.21ユーロ(68%)、スペインで901.42ユーロ(30%)、ポルトガルで70ユーロ(2%)出費している。結構使ったな。フランスで怪我をして二週間巡礼を中断したのであるが、その間開き直って南フランスを少し旅行した。その間の出費が結構大きかったな。また現地で秋冬用のトレッキングパンツを買った。非常に有用だったが、衣料費が出費の第三位で食費さえを上回っているとは意外だった。単純に130円の為替レートをかけて日本円に換算すると、現金分も含めた総出費は887,549円である。これは浪費してるな。日本での準備期間中にバックパック、用具、衣料などで10万円以上出費しているので、約100万円は使ってるよ。普通に倹約すれば、半分ぐらいの出費で今回の巡礼を終えたはずである。ちなみに、巡礼中に出会った日本人バックパッカー君は一日当り10-20ユーロしか出費しなかったそうです。これはこれで低すぎると思うけど。それでも一日も休まずに60日弱で私と同じコースを無事完歩しているので凄い。

カード 日付 額(ユーロ) 出費 種別 都市
Visa 9月1日 88.7 鉄道 SNCF Paris to ST Etinne 交通 France St Etienne
Visa 9月1日 16.5 AF空港バス パリのリオン駅まで@CDG 交通 France Paris
Visa 9月1日 45.69 携帯電話SIMカード SFA Relay@CDG 通信 France Paris
Visa 9月1日 6.8 電車内BARで夕食 Cremonini Paris 食費 France Paris
Visa 9月2日 14 YH宿泊 Centre Cardinal @Le Puy 宿泊 France Le Puy
AMEX 9月2日 29 iPhone電源ケーブル France Telecom @St Etienne 通信 France St Etienne
AMEX 9月2日 25.2 夕食 IBIS Le Puy centre @Le Puy 食費 France Le Puy
AMEX 9月2日 65.6 Hotel ibis @St Etienne 宿泊 France St Etienne
AMEX 9月2日 13.6 鉄道 St Etienne to Le Puy via SNCF @St Etienne 交通 France St Etienne
Visa 9月3日 15.7 宿泊 La Vieille Auberge Saint Privat 宿泊 France St Privat
AMEX 9月3日 18.8 昼食 Brivas @Vals Pres Le Puy 食費 France Le Puy
AMEX 9月5日 18.4 夕食 Boursier Olive @ST Alban Sur Limagin 食費 France St Alban
AMEX 9月14日 23.4 鉄道 Decazeville Vivez to Toulous via SNCF 交通 France Decazeville
Visa 9月15日 8.5 薬 Pharm Du Faubourg Rodez 衛生治療 France Rodez
Visa 9月15日 12.8 薬 Pharmarcire Gare Toulouse 衛生治療 France Toulous
AMEX 9月15日 113 Hotel ibis @Toulous 宿泊 France Toulous
AMEX 9月15日 21.8 鉄道 Toulous to Rodez via SNCF `Toulous 交通 France Toulous
Visa 9月17日 82.48 薬 Pharm Du Bou@Rodez 衛生治療 France Rodez
Visa 9月17日 99.9 Millet 黒色 トレッキングパンツ Le Randonneur @Rodez 衣料 France Rodez
Visa 9月19日 135.4 鉄道 Rodezs to Marseille @Web 交通 France Paris
Visa 9月19日 9.6 雑誌 Relay@Toulouse 教養娯楽 France Toulous
Visa 9月19日 75 OMサッカー観戦 OM Billettirie @Marseille 教養娯楽 France Marseille
Visa 9月19日 8.8 書籍 Librairie Prado @Marseille 教養娯楽 France Marseille
AMEX 9月19日 189 宿泊Hotel Shil Inter @Marseille 宿泊 France Marseille
AMEX 9月19日 248.8 宿泊Hotel ibis @Rodez 宿泊 France Rodez
Visa 9月20日 7.96 宿泊 YH Brive 宿泊 France Brive
AMEX 9月21日 11 鉄道Toulon to Marseille via SNCF @Toulon 交通 France Toulon
AMEX 9月22日 23.2 鉄道Rodez to Brive via SNCF @Rodez 交通 France Rodez
Visa 9月23日 61.35 宿泊 YH @Brive 宿泊 France Brive
AMEX 9月23日 67.2 Hotel ibis @Rodez 宿泊 France Rodez
AMEX 9月23日 29.9 往復鉄道Brive To/From Figeac via SNCF @Brive 交通 France Brive
Visa 9月24日 27.52 薬 Phie de L Europe @Brive 衛生治療 France Brive
AMEX 9月25日 13.6 鉄道 Brive To Figeac via SNCF @Brive 交通 France Brive
Visa 9月30日 12 荷物をSJPPの郵便局に送付 La Poste @Cahors 通信 France Cahors
Visa 9月30日 23 日本人巡礼者と夕食 Le Baladin @Cahors 食費 France Cahors
Visa 9月30日 27.52 薬 Pharmac Lafond @Cahors 衛生治療 France Cahors
AMEX 10月3日 79.5 宿泊 Le Chapon Fin @Moissac 宿泊 France Moissac
Visa 10月5日 56 ドイツ人とのハーフ、フランス人と夕食 Sadoul De La Tour @Auvillar 食費 France Auvillar
AMEX 10月5日 7.8 朝食 Le Chapon Fin @Moissac 食費 France Moissac
Visa 10月8日 18.2 ピザの夕食 Café Des Sports @Condom 食費 France Condom
Visa 10月8日 7.96 薬 Pharmacie Condom @Condom 衛生治療 France Condom
Visa 10月10日 17.32 夕食の食材、ワインを購入 Carrefour Market @Nogaro 食費 France Nogaro
Visa 10月12日 55 ガイドブック Adour Presse Aire Sur L’Adour 教養娯楽 France Aire
AMEX 10月12日 65.44 サンティアゴからマドリッドの片道航空券 SPANAIR @Spain Web 交通 Spain Madrid
Visa 10月13日 77 ゼロ星ホテル Chez L Ahumat @Aire Sur L’Adour 宿泊 France Aire
AMEX 10月14日 6.81 食料品 Vous Remercie De Votre Visite @Arzacq-Arraziguet 食費 France Arzacq
Visa 10月16日 17.9 薬 Phramacie Hagolle Navarrenx 衛生治療 France Navarrenx
Visa 10月18日 27 最後のフレンチ夕食 Pelais De La Nive St Jean Pied 食費 France SJPP
AMEX 10月21日 155 グレーのトレッキングパンツ Tiendas Corty @Pamplona 衣料 Spain Pamplona
AMEX 10月21日 9 携帯電話SIMカード Movistar Tiendas Corty @Pamplona 通信 Spain Pamplona
AMEX 11月1日 47.62 El Hotel Pension @Burgos 宿泊 Spain Burgos
Visa 11月5日 30 Hostal Rivero Bercianos Del 宿泊 Spain Bercianos
Visa 11月7日 7.9 マフラー Yordas Sport Leon 衣料 Spain Leon
AMEX 11月7日 48.15 Hotel Paris @Leon 宿泊 Spain Leon
Visa 11月12日 74.9 Hotel Los Templarios Ponferrada 宿泊 Spain Ponferrada
Visa 11月14日 40.2 峠の上の安ホテル一軒宿 Rest. Meson De Poio Pedrafita Do 宿泊 Spain Pedrafia
Visa 11月17日 28 PENSION VILARINO PALAS DE REY 宿泊 Spain Palas de Rey
Visa 11月19日 28.61 Hotel Restaurante Garcas Lavacolla 宿泊 Spain Lavacolla
Visa 11月19日 30 荷物預かり@Camino Travel Center Santiago 交通 Spain Santiago
Visa 11月19日 31.8 お土産を大量購入 @Bordon Santiago 交際 Spain Santiago
Visa 11月20日 29 バス Santiago to Porto via ALSA 交通 Spain Santiago
Visa 11月21日 28.5 鉄道 Porto to Lisboa via CP 交通 Portugal Porto
Visa 11月21日 56 Hostal Mapoula Santiago 宿泊 Spain Santiago
Visa 11月22日 11 洋書購入 TEMA Publicaes Lisboa 教養娯楽 Portugal Lisboa
AMEX 11月22日 7 ロカ岬でマンションの管理人さん向け土産 @Lisboa 教養娯楽 Portugal Lisboa
Visa 11月23日 23.5 鉄道 Lisboa to Faro via CP 交通 Portugal Lisboa
Visa 11月24日 10.9 洋書購入 Vertice Libreria Internac Sevilla 教養娯楽 Spain Sevilla
Visa 11月24日 42.8 LA Hosteria De Dona Lina Sevilla 宿泊 Spain Sevilla
AMEX 11月26日 8 プラド美術館入館料 Museo Del Prado @Madrid 教養娯楽 Spain Madrid
Visa 11月27日 80 Hostal Alaska Madrid 宿泊 Spain Madrid
AMEX 11/125 78.1 鉄道 Sevilla to Madrid via RENFE @Sevilla 交通 Spain Sevilla
  カード分計 3,032.63 現金分計 3,795 総額 6,827.63
             
By geography          
  France 2061.21 68%      
  Spain  901.42 30%      
  Portugal 70 2%      
By category          
  宿泊 1415.39        
  交通 631.64        
  衣料 262.8        
  食費 225.33        
  教養娯楽 185.3        
  衛生治療 184.68        
  通信 95.69